文化学院は、これまで受けてきた教育ではつかみ取れなかった未知の自分の能力・方向性を探し、自分らしい発想・創造性・感性を導き出すことで、自信をもってそれらを将来につなげられる人を育てたいのです。
知識やテクニックは大切なものですが、知識を数値で測ることで人間が評価されてしまうと、点数の低いことだけで自信を失い、無気力になったり、なげやりになることもあります。数値でははかれない自分の良さを発見し、自分を好きになり、自分らしさの表現方法を見つける、一人ひとりにとって文化学院で過ごす時間がそのようになればと願って教育にとりくんでいます。
学校は充実感と喜びの場であり、楽しみながら学ぶことが大切である、と文化学院は考えています。喜びは、それがどんなに小さくても、確実に成長の芽に養分をあたえ、人をのばします。さまざまな出会いと経験と授業を通して、善いもの、大切なもの、美しいものを見つけられる揺ぎない眼を養い、たとえ人よりすこしゆっくりでも型破りでも、自分に対して“YES!”と言える道を切り開けるようになってほしいと願っています。
文化学院は創立者、西村伊作の心を今も大切にしています。
自分の娘、息子のよう、みんなのために祈る。
どうかこの人の一生がよいものとなるように、
偉くならなくても、生まれた甲斐のあるよい人に、
静かな心、自分を正しく、
ゆがめられずに、真っ直ぐにいくようにと。
途中で去った人にも、今どこかで私のまいた種の芽がはえ、
この学院が一生心に残るだろう。
私は祈る、天の恵みが、みんなの上にあるように。
西村 伊作
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