1886年、J.W.ランバス、W.R.ランバス親子によって創設された読書館(翌年パルモア学院と命名)に起源をもつ。1923年、C.G.ハランド女史を初代院長として女子部が独立。1925年には名称もパルモア女子英学院となる。以来、実用英語を重視した教育がなされ、多くの女性タイピストや通訳を輩出してきた。1940年、校名を啓明女学院と改称。「啓明」とは明けの明星・金星を意味し、薄明の中に輝く星のように、この世の光となってほしいという願いが込められている。1983年、神戸市須磨区横尾に移転。 2002年、新しい時代に向けて建学の精神をあらためて見つめ、関西学院との間に独自の協定を結び、中学・高校・大学、十年一貫教育を行う男女共学の「啓明学院中学校(共学)」が発足。2005年には法人名も「啓明学院」と改め、啓明学院高等学校共学部・女子部が発足。
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