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芸術工学部
自然と人工物の調和を図り、私たちが生活する環境を美しく快適なものにしていくためには、単に〈機能〉や〈効率〉といった価値観に頼るだけでは十分ではありません。都市や建築、インテリア、身のまわりの家具や道具から広告や公共サインなどに至るまで、私たちの生活を支えるモノや記号は、その実用的な働きと同時に、常に人間の感性に働きかけるものです。これら生活環境全般にかかわるモノたちに形態を与える行為が、広い意味での「デザイン」であり、これは専門領域別に進歩してきた科学や技術の成果を今一度総合的な視点で評価し直し、環境に秩序を与えることでもあります。人間の理性と感性を統合する新しい価値の尺度づくり、これが〈芸術工学部〉のめざすものです。 |
くらしデザイン学科(定員数:160)
◆人間から発想し、かたちづくる。
デザインとは、テーマを持って何かかたちづくるということ。くらしのデザインは社会の変化と密接につながっています。本学科の役割は、いまの時代における「幸福なくらしのかたち」を、モノや空間などを通じて実体化できるデザイナーを養成することです。「デザインコース」「アートコース」「建築コース」「まちづくりコース」の4コースが用意されており、自由自在にくらしのフィールドを学びながら、モノづくりに没頭できる環境が整っています。
http://www.kurashi-design.info/ |
国際文化学部
国際文化学部は、1988年に発足し、日本で初めての学部として注目を集めました。現代社会の際だった特色の一つは、政治・経済・科学技術がつねに国際的な問題として取り扱われる反面、またそれが、それぞれの国や地域の文化やライフスタイルとも密接に関連している点にあります。本学部の第一の教育目標は、現代の実社会に必要な実務的な技能を修得するだけでなく、国際的協調のあるべき姿をつねに念頭におきながら、世界各地域の言語・生活・文化全般にわたる教育・研究を通して、広く国内外で活躍できる人材を育てることにあります。従って、本学では、国際文化学部を、民族間の文化的特色を比較研究し、国家間の相互理解と協調のあり方を探求する学部として位置づけています。 |
地域創造学科(定員数:130)
◆いま、「地域」が問われています。地域社会、地域文化、地域連携、地域着・・・・。
むずかしく考える必要はありません。あなたがいま立っている場所、あなたが生きている空間、それがあなたの地域です。そこには、生活の営みがあり、文化があり、人々のドラマがあります。
世界は、さまざまな地域が集まって出来ています。
有史以来、人間の歴史とは地域をめぐる歴史であるともいえます。
地域を取り巻く環境がいま、内外ともに急激に変化しつつあります。
とくに国際社会の変化はめまぐるしく、それに伴う地球規模の問題に立ち向かう力が、
いっそう強く求められてきています。
そのためには、自分の足元をしっかりと見つめ、同時に大きく周りを見渡せる
視野の広さを身につけること。それが何よりも重要です。
地域創造学科は、そのような力を身につけることを通し、新しい地域を創る人を育成します。
地域づくりコース
健康・スポーツコース
NGO・NPOコース
北欧・北方圏研究コース
アジア研究コース
アメリカ・ヨーロッパ研究コース
http://www.htokai.jp/DC/ |
コミュニケーション学科(定員数:80)
◆さまざまな情報を収集・創造・発信できる
国際・情報コミュニケーションのエキスパートをめざす。
◇メディアコミュニケーションコース
コンピュータはもちろん、コミュニケーションの手段となるさまざまな情報メディアに慣れ親しみ、それらを自由に使いこなせる能力を身につけるのが目的。コンピュータの進歩によって、社会がどう変わろうとしているのかを理解し、インターネットを使った情報収集・分析・発信の方法などを学びます。専門科目には、高度情報化社会に対応するための理論のほか、多様なメディアを活用していくための実践的な能力を高める科目が数多く設置されています。
◇英語コミュニケーションコース
国際・情報コミュニケーションを推し進める上で、人々が直面する問題を理論的・実践的に学び、実用的な言語・コミュニケーション能力を身につけます。共通科目では、異文化理解やコミュニケーションギャップ、文化適応に対する理解を深めます。専門科目では、コミュニケーションに関する理論をより深く学ぶと同時に、国際コミュニケーションの標準語となっている英語を十分に使いこなせる実践的専門技術を体得していきます。
http://www.htokai.com/ |
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工学部
本学部は工学の専門分野の教育を通して、国際化・情報化の社会に対応した教育を行うこと、学際的学問領域に関与できる思考能力を育てること、そして豊かな人間性を備えた人材を育成することを目的としています。
工学部は、情報システム学科、海洋環境学科、生物工学科の3分野から構成されています。これは21世紀が「情報」「環境」「生命」の三つのキーワードで特徴付けられていることと強い関連があります。人間性豊かな時代を築くには、この三つの分野が競争・協調することが必須です。海洋環境や生物工学の分野では、衛星によるリモートセンシング技術、海底の資源探査、シミュレーションモデルの作成とコンピュータによる検証、電子顕微鏡、DNAのもつ遺伝情報の解明など、多くの先端の情報・エレクトロニクス技術を使っています。逆に、情報分野では、ニューロやファジーコンピューティング、遺伝的アルゴリズムなど生物の機能をまねた情報処理手法や、バイオセンサーやDNAチップなど生物機能を組み込んだICなども開発されています。このように、工学部3学科はそれぞれの専門を生かしながら多面的な見方ができるよう有機的に協力・協調して教育をしています。
本学部のいずれの学科も最新の実験機器を備え、教育と研究に利用しています。さらに、夕張バイオ試験農場や寿都臨海実験所などの施設や東海大学共通の海洋調査研修船を利用した海洋実習を行い教育研究に役立てています。また、各分野での貴重な情報やデータを世界的な規模で収集したり、逆にこちらから世界に発信できるよう、インターネット環境も十分に整えています。学部教育を通してインターネットやコンピュータ運用能力も身に付けることができます。
工学部の学生に一番に要求されるのはデザイン(設計)力です。そのためには、豊かな発想力、それを実現するのに必要な理数系の基礎および専門学力、正しい倫理観や社会観を身に付け、広い視野で技術開発や学際的分野での技術応用ができる力を身につけることを期待しています。学部教員を始めスタッフ一同は学生諸君が実り多い学生生活を送れるよう全力で応援しています。 |
情報システム学科(定員数:130)
◆情報技術を社会に生かす。
コンピュータと情報処理に関する広範囲な専門分野を、コンパクトにまとめたユニークな学科です。プログラミングやコンピュータ・ハードウェアなどの電子工学系スペシャリストを目指す履修プランや、今日特に注目を集めるロボット、生体、福祉系への興味を深める履修プランなど、学生一人ひとりの目標に応じたきめ細かい指導が特徴です。
http://www.htokai.jp/DE/ |
海洋環境学科(定員数:80)
◆海を知り、海を活かす。
地球環境の問題は、地球の7割を占める海洋を抜きに語ることは出来ません。また、食糧危機の問題も海洋資源活用と切り離して考えることは出来ません。2つの履修モデルが用意されており、「水産増養殖系」では環境の保全や水産資源について、「環境系」では生物とそれを取り巻く水圏や気圏、海底の化学・物理環境を学びながら、海を総合的に知り。活用する知恵を身につけます。
http://www.htokai.jp/DM/ |
生物工学科(定員数:70)
◆生物の力を役立てる。
バイオテクノロジーは、人々の暮らしをどう変えていくのでしょう。植物や微生物など生物の持つ素晴らしい力に着目し、食品づくりや環境浄化などに役立たせるエキスパートの養成をめざします。「生命機能分野」と「生物応用分野」の2つの履修モデルを用意しており、双方を並行して学ぶことで確かな基礎力を養成します。
http://www.htokai.jp/DB/ |
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