【校長より】

　《錦城学園は「生徒」「保護者」にとって東京で一番いい学校をめざします。》

　「国際社会に通用する人間づくり」と「実学の徹底」を建学の精神として、明治１３年に創立した錦城学園。教育目標として掲げる「知育・徳育・体育の均衡の取れた人間を育成する」「誠実で努力を継続できる人間を育てる」「広い視野を持ち、深い教養を身につけた人間を育てる」の３点を柱に、多くの人材を世に送り出し、まもなく１３０年になろうとしています。
　

　その長い歴史の中で、大きな変革として、共学化がスタートしました。
男子校時代に蓄積された進学へのノウハウを十分に生かし、難関大学への合格を大きな目標として確実に歩んでいます。しかし、高等学校は予備校ではありません。学習、クラブ活動、行事を通して人間を鍛える場です。そして、それぞれが個性を生かして自分の進路を自分自身で決定していく場です。個々に能力の差があるのは当たり前ですが、努力次第で結果を変えることができます。錦城学園は「上をめざす」生徒にとことんつきあい、努力を結果につなげることができる学校です。
　

　錦城学園の生徒は、全員が１年次に日本一の山である富士山の登山に挑戦します。そして、ほぼ全員がその頂上まで上りきったメンバーです。そんなチャレンジ精神旺盛な生徒たちが、クラブ活動はもちろん、委員会やホームルームでも活発に活動し、学校内は活気に満ちています。
　錦城学園は、これからも男女が互いの個性を尊重しながら、ともに生き生きと学び、真のグローバリズムを身につけた人間へと成長できるよう、生徒たち一人ひとりに向かい合っていきます。